赤ちゃんは抱っこが大好き!





子宮内で赤ちゃんはお母さんの心音、歩調、声などに慣れ親しんで成長します。出産後の赤ちゃんは、お母さんと密着する事により同じリズムを感じリラックスします。このリズムが赤ちゃんの様々な神経を刺激し、健全な成長発達を促すのです。多くの研究の結果、頻繁に抱かれることが赤ちゃんに多大な影響を及ぼすことが判明しています。 

・赤ちゃんに満足感を与え、泣く回数が減少(ストレスの軽減に基づく余剰エネルギー消費の軽減)

・親子の絆を深めます

・赤ちゃんに自信を植え付けることで幸福な人格を形成します

・身体、精神、言語能力、運動神経、平衡感覚などの健全な発育

正しい抱っこが赤ちゃんの背骨の後湾を守ります。


Cカーブの後湾


人体の脊柱は直線的ではなくS字状を呈しています。しかし赤ちゃんの背骨は子宮の内ではC型で、産まれて間もない新生児も同様です。だんだんと首の骨に前カーブ(前湾)ができてくると、首が据わってきます。歩き始める頃には腰の骨(腰椎)にも前湾ができ、背骨全体の「S字状カーブ」がしっかりとしてきます。人はこの生理的彎曲の背骨により体のバランスを保ち、4〜6Kgの頭部の重量を支えて地面からの反作用をも吸収し、2本足で立ったり歩行したりしているのです。

新生児期はこの生まれながらに備わっている「Cカーブ」の後湾を首が据わる時期まで保つことが大切です。背骨がまっすぐだと、首の前湾が浅くなってしまうからです。産後すぐに布団やベビーカーなど平らなところばかりに寝かされていると、無理に背骨の後湾を伸ばし、新生児の背骨の健全な発育を妨げてしまいます。

生まれてから歩き始める頃までが、一生のうちで最も発育・発達が著しい時期。この時期に健康な後湾を保ち、新生児の背骨に負担をかけず、正しく抱っこしてあげることは赤ちゃんの発育・発達に重要な意味を持っています。

Weegoベビーキャリアは赤ちゃんに健全な発育を促すだけでなく、新しい発見をする余裕と自信を与えます。そして親には子供の冒険と成長を一緒に楽しむゆとりが生まれるのです。

カンガルーケアについて


WHO(世界保健機関)は、赤ちゃんを母親が素肌に抱く「カンガルーケア」を未熟児保育対策として推し進めています。

保育器が不足していた発展途上国のNICUで、その代わりとしてカンガルーケアを行ったところ、驚くべき結果が発表されました。カンガルーケアを受けた赤ちゃんは、そうでない赤ちゃんと比べると、肉体的な成長のみならず、神経的、精神的、生体反射的成長も早く、心音や体温もより早く安定する・・・。

Kangaroo Care

乳児は母親と触れることによって、心拍、呼吸、体温、消化、滑らかな体の動きなどの肉体的な調節を自然にしているのです。

先天性股関節脱臼について



先天性股関節脱臼について

「先天性」という名がついていますが、先天性股関節脱臼は9割以上は後天的なものです。(そのため最近は発育性股関節脱臼とも呼ばれています)新生児のもっとも自然な「開排位」というカエルのように左右に開いた肢位を無理に真っすぐにしたり、この肢位を妨げるような形のおむつや衣類をつけることで、股関節の自由な動きを妨げ脱臼するのが主な原因です。

新生児は全身の関節が軟らく、股関節も非常にデリケートです。それは産道を通りやすくするためで、生後三カ月ころまで軟らかい状態が続き、次第に硬くなっていきます。そのため両足を下に引っ張り、股関節を伸展させる動作をするだけで脱臼を誘発する危険性があるのです。

新生児における代表的疾患の一つでもあるこの先天性股関節脱臼は欧米人に比べてアジア人に多いといわれています。特に日本は1970年以前脱臼多発国といわれ、完全脱臼の発生率は1%程度(100人の出生に1人)で生じていました。その当時日本では布の三角おむつや巻きおむつが使われており、おんぶも足を真っすぐにさせていたため、股関節が伸展を強制され、脱臼が多発していたとされています。出生後の脱臼予防活動が徹底されるようになり、80年代には0.2%程度に減少しました。

しかし最近また発生率が増加傾向に転じているという報告がされており、ベビー用スリングの流行と関係があるのではないかと日本小児股関節研究会や小児整形外科学会から指摘があがっています。股関節がまだ安定していない新生児期に横抱きでスリングを使用するということは、巻きオムツと同様の効果をもたらすおそれが高いからです。日本ベビースリング協会も生後3カ月ごろまでの赤ちゃんは頭を上にして、股を開かせる「基本抱き」(コアラ抱っこ)にするよう注意を呼びかけています。

正しいデザインのベビーキャリアを選ぶ、窮屈なおむつや無理な格好でおむつをつけない、横抱きをおこなわない、厚着に気をつけるなどに注意して脱臼から赤ちゃんを守ってあげましょう。

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